ちょっと前、すごくタイミングが悪いときに風邪をひきました。
ちょっと前とは、2020/4/17〜4/30のことです。
まさにコロナ感染拡大による緊急事態宣言真っ只中。
外出自粛や仕事の外回りは止めるように言われた時期です。
テレビのニュースで感染者が今日は何人いましたというのが毎日増え続けているときで、みんながすごく気をつけて生活していました。
風邪のひきはじめ
はじまりは4/14。夜コタツで寝てしまい、深夜に目が覚めたら喉が痛くなっていました。
これやばいかも。風邪にならないように気をつけなきゃと思いつつ、次の日、喉はかなり痛いけど、それ以外は発熱もなく、鼻声でもなかったので仕事へ。
そのまま金曜日まで仕事へ行って、そしたら疲れでも出たんでしょうか?
金曜日の夜に一気に熱が高くなったのがわかりました。37.5度は超えていたと思います。でもこの時点でも、ただの風邪だし、いつものように寝ていれば治る。
と思い、でも喉が痛くてしょうがないから喉飴をいっぱい舐めました。
家族に頼んで風邪用の喉飴(ルルさんです)も買ってきてもらって舐めながら寝る。
日曜日、よくならない。むしろ悪くなっている。それでも食欲は抜群にあり、ちゃんと食べられた。でも夕方になると熱が上がり、夜には咳が出始めて寝られなくなりました。
熱もこの時には38度オーバー。
「もう明日は休むしかない。体調不良で仕事を休むなんてここ数年なかったのに。」
冷えピタの正しい貼り方
日曜日の夜、辛くて眠れず、冷えピタを貼りました。
その時母が
「血管が太いところに貼ると良いって聞いたよ」
と言ったので、冷えピタを首の左右に一枚ずつ、両脇の下に一枚ずつ、鼠蹊部の左右に一枚ずつ
合計6枚を貼ってみました。
おーすこし下がってきたかもと思いながら、床に就く。
が、咳は止まらない。
それだけじゃなく咳をしたら、心臓に異変が!?
いきなり心臓がドコドコ太鼓を叩くように大きく打ち、ちゃんとしたリズムを失い暴れまくります。
暫くするとドコドコは治るのですが、そのあとも咳をするたびに変な鼓動は起こるのです。
だんだん、このままじゃ死ぬかもしれないと思うくらい激しく心臓が動くようになってきました。
怖くなりすぐに救急車を呼べるようにスマホを握り締めながら、母がいる居間へ避難。
治らない、どうしようと不安になるなか、あれ、もしかして冷えピタを脇に貼ったからかな?
と思い、試しに心臓に近い脇の下と、首の冷えピタを4枚とってみました。
すると、咳をしても心臓が暴れなくなりました。
冷えピタを貼りすぎて、血管を冷やしすぎ、心臓がショック症状を起こしていたのですね。
危うく死んでしまうところでした。危なかったあ。
熱で朦朧となりすぎて、正しい判断ができなくなっていたのかな?
冷えピタは無闇に多く貼らない。特に脇のしたはダメ!
心臓に近いところではなく、鼠蹊部だけに貼ると良いと思います。使用前に冷えピタの説明書をよく読んでみましょう。
この失敗エピソードを消防団に入っている人に話したら呆れていました。当たり前の常識なことだそうです。普通やらないよーって。
この記事を読まれているあなたもくれぐれも冷えピタの貼る場所や一度に貼る枚数にはお気を付けください。
会社欠勤し、病院に連絡してみた結果
翌朝、熱を測ってみるとまさかの39.3度!!
すぐに会社に休みの連絡を入れて、近所の内科で診てもらおうと思いましたが、この時期なので事前に電話してみたら、念のためサポートセンターに電話してみてくださいとのこと。
その後、繋がらないサポートセンターに何回も電話をかけてやっと繋がって説明するも、今度は地元の保健所に電話してくださいと案内され、また同じ説明。
保健所から、受診する病院を指定してもらい、病院へも予約をとってもらう。
一般外来とは別の発熱外来でに対応なので、時間も一般の外来が終わった午後に来てくださいと指示を受けました。
病院に行く前の熱は38.5度まで下がっていました。咳は止まらず。
発熱外来も1人ずつしか入れないように配慮されており、医師も看護師も部屋に入る前に新しい防護服を着ていました。
診察をしてもらって、結果
酸素量もある、肺の音も異常なしだから、コロナの疑いなし
念のため行ったインフルエンザの検査も陰性。
すごくホッとしました。自分は外出自粛になる前から遠出もせずにいましたが、万が一感染していたらどうしようと診てもらうまで怖かったです。
自分はよくても周りの人に移ってたらと考えるとゾッとします。
風邪を引いただけなのに周りの反応は
しかし、この後がつらかったです。
会社は休んでいても仕事用の携帯には仕事の電話がかかってきます。
すると、電話に出た瞬間、鼻声だし声が枯れてるので、
どうしたの?風邪?まさかコロナじゃない?
ってみんな続けて聞いてくるのです。まるで型で押したように。
この時期の風邪はコロナを疑われてきついね。お大事にねって言ってくれる人が多かったですが。
まず、最初に疑いをもって聞かれるとゆーのがつらい。
それも話す人みんなから言われるから、「なんてタイミングの時にって自分でもびっくりですよ〜」と笑って話してましたが、ちょっと疲れました。疑うというより心配してもらっているんでしょうが、人の心は見えませんし電話の向こう側の表情も見えません。
そういえば、芸能人も風邪をひき、大事をとって番組出演を休んでいる人がいましたね。この時期に風邪をひいた方、おそらく同じような体験をしたのかな。
風邪をひいた本当の原因は
ところで、この風邪には続きがあります。
月曜日の午後に病院で薬を処方してもらい、お夕飯後に飲んだらすぐに熱が下がりました。さすが抗生物質は効きます。即効性だわ。その週は休んで、翌週から会社へ。
5/2からゴールデンウィーク連休に入り、ゆっくり休む。しかしゴールデンウィーク最終日に風邪を振り返しました。免疫力が下がってしまったのですね。
結局完全に治ったのは5/10すぎかな。鼻声はなかったけどそのころまでは咳が出てましたしね。
ただの風邪ではない、しかしコロナウイルスでもない(と思う)
ではなんだったのか?
じつは4月に風邪をひく前から、左目が充血して、コンタクトを外してメガネ生活→充血消える→コンタクトをつけると左目充血する→
をくりかえしてました。いつもだったら目が充血したらすぐに眼科を受診するのですが、この時期眼科に行くのもちょっとと思って行かなかったら風邪を引き、
寝込んで風邪の症状が良くなってからも充血してメガネ⇄コンタクトのループは続きました。
でもやっぱりズルズル治らないのはおかしいと思って眼科へいったら、今回の充血はなんらかのウイルスによる炎症だったのです。
お医者さん曰く、高熱はそのウイルスから来たんでしょう。念のため検査をしますが、たぶん時間がたっているので陰性でしょうと。
結果陰性でした。目薬もらってつけたら次の日には赤みが消えてました。
目からウィルス感染。流行り目というらしいです。
それが原因の高熱だった可能性。
原因がわかって安心しました。なにより、周りの人が風邪症状なく、移さなかったようであることが一番安心しました。
昨日、眼科へ行き、治っているかどうか診てもらいました。「角膜の炎症はなくなっているけど、念のため充血が治ってからもコンタクトはあと2週間しないように。それから目薬はなくなるまで使いましょう」とやさしく言ってもらいました。
やさしい先生、言葉を考えながら話してくれるのが伝わってくる。
この際、コンタクトはやめて、あたらしく眼鏡を買ってみようかな♪
この風邪から学んだこと
- いつでも体の様子には気をつけ、少しでも変だと思ったら病院へ。
- 感染対策として手洗い、除菌の徹底をすること。
- のど飴の舐めすぎに注意。
- 冷えピタは貼りすぎない。
喉が痛いのが治らなかったので、調べたら「のど飴の舐めすぎは喉に刺激を与えて炎症をおこしてしまう。適量は1日5個!」私は軽く1日20個は舐めてたと思う、ハハ。
喉の痛みにはハチミツが1番。家族が買ってきてくれたハチミツをお湯に溶かして飲んだのが1番効いたと思う。
咳が止まらないときは、飴や蜂蜜もいいけど、夜に止まらない時はひたすら白湯が一番いいかも。
あと父から言われたのは首を温めること。これも効いた気がする。
ちなみにこの風邪で一番最後まで残っていたのが、鼻声や声がれです。飴のなめすぎは本当に注意してください。日常からも舐めすぎていると、喉だけではなく糖分摂取過多になってしまいます。
おまけの考察
目のウイルス感染した原因も心当たりがあります。外出自粛だったので、家の庭いじりが趣味になっていました。ノラネコがよく出没するエリアの草むしりをするという普段しないことをした日以降から、充血が起こった気がします。確証はないですが、もしかしたら。うん、これからは手袋、手洗い、うがいを徹底しようと決めました!
こんなに長い記録のような記事をお読みいただきありがとうございます。わたしの例はただの一例として皆さんの参考になることが少しでもあったら幸いです。これからも気をつけて過ごしていきましょう。
では。